イチゴの苗を進呈
去年の秋にイチゴ(宝交早生)の苗を通販で10株購入して、SCGの畑に植え付けました。イチゴの品種は、色々ありますが「宝交早生」は入門用として有名で、育てやすく病気にも罹りにくい品種です。冬の寒さを経て春には無事、花が咲き実を結んでくれました。イチゴは甘く、大変満足できる結果でした。ちなみにイチゴは、冬の寒さを経験しないと春に成長して花が咲かないようです。イチゴの株元には温度センサーの機能と成長を制御する「クラウン」という文字通り王冠のような箇所があり、ここで春の暖かさを検知して新芽を出して花を咲かせる命令を出しているそうです。ですから植え付け時にクラウン部分を土に埋めるとその機能が働かなくなります。イチゴの栽培は初めてでしたが、SCGの先輩Hさんには色々と教えていただき感謝しています。特に追肥に発酵油粕(油粕に比べて肥料焼けしない、効果が早い等のメリットがある)を使ったのはイチゴの成長には、大変良かったのかなと感じています。今年の6月からはイチゴのランナーというツル状の茎から新しい苗を作成して、300株ほど作りました。イチゴ苗は近所の方々に販売したり、地域の小学校や老人ホームに進呈したりしています。SCGの畑で育てたイチゴ苗(遺伝子的には親株のクローンになるそうです)が地域に広がっていくことは大変うれしく感じ、育てた甲斐があります。来年の春もまた甘いイチゴを収穫できるようにメンバーと一緒に頑張りたいと思います。