冬のSCG
季節が前後して申し訳ありませんが、冬場(1月、2月)は花や野菜の世話もなくSCG会員はやることもなく暇なのかと思われそうです。しかし、「補修」があります。20年以上経過したSCGの各設備は、疲労困憊しています。SCGには、DIYをモットーに何でも自分で作るための道具が揃っています。道具小屋と言われる丸太小屋(言い換えるとログハウス)の中には、日曜大工用の工具、電動工具一式、ペンキ、ネジ・ボルトのほか鉄筋を切る工具、チェーンソー、番線を締めるシノ、番線カッター、竹切り用のノコ、波板を切る工具等何でも揃っています。今年の冬は腐葉土箱と大テーブルの補修を行いました。腐葉土箱というのは、野菜残渣や草取りした雑草を入れて、時間をかけて土に戻し再利用するための入れ物です。コンパネで作っていたのですが傷みが激しく、底に裏山から地下茎を伸ばしてきた竹が生えて土が取りにくいため底面に角材(再利用)を敷いて容器を新規に作りました。大テーブルというのは、休憩時に使う野外に置かれたテーブルで大きな丸太2本を並べて使っていましたが、丸太自体が腐ってきてこれもストックしてあった角材を再利用して新規に作りました。なるべく今、あるものを再利用しお互い協力して作っていくのは、SCGの伝統でありまさに「持続可能な開発目標」であると思っています。
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